キャラ紹介【クールサマー】

【真夏の清涼　イブリース】

楽しいバカンスを満喫するため、イブリースはクルーズ船に乗って海の島のリゾートへ。しかし、突如届いた一通の挑戦状によって、その予定が狂わされることとなる。

魔王の座を狙う挑戦者を前に、イブリースは古くからの慣習に従い、いくつもの試練を用意してその資質を試すことにした。

しかし、威厳ある試練の場がシーザーの乱入によって一転、めちゃくちゃなものへと変貌してしまう。

ふざけた内容の試練、パーティのような賑わい、さらには意味不明な水鉄砲バトルまで勃発し、すべてがイブリースの想定から大きく逸れていく。

それでもイブリースは王の座を狙うすべての者に、魔王、そして強者とは、絶対なる力を持つ存在だということを知らしめるのであった！

「高貴なるイブリースであるからには、たとえどんな挑戦者が来ようとも、魔王として正面から受けて立つわ」

【怒涛の魔鮫　フォルネウス】

海を統治する魔族であるフォルネウスは、魔界の危険な海域を自在に行き来する術に長けている。

荒ぶる海獣や深海のクラーケンを蹴散らす彼女を脅かす存在など、海中には存在しないと言っても過言ではない。

見た目こそ優雅で聡明そうな魔族にみえるが、実のところあまり策を巡らせるタイプではない。

たとえば、船の操縦など全くできないくせに、船が大好きという理由だけで自分を船長と名乗っていたりする。

そして、魔王の座にも強い関心を抱いており、いつか自らが魔王なり、頂点に立つことを夢見ているのだ。

「ふふっ、魔王イブリース、私フォルネウスの挑戦を受けていただきましょうか」

【夏の日　リリー】

クリスマスのトナカイは冬にしか現れないと思われがちだが、クリスマスのトナカイだって、夏のバカンスを楽しみたいもの！

イブリースがクルーズ船でバカンスに出かけると聞いたリリーは、すかさず水着に着替え、水鉄砲と浮き輪を手にして、船に乗り込む準備をした。

楽しいビーチゲームに、夏限定の美味しいグルメ、さらには刺激的なアクティビティの数々。リリーは好奇心いっぱいに楽しんだのであった。

もちろん、大好きな友だちと一緒に過ごす時間も大切である。　

リリーのモットーは、楽しいことはみんなで楽しむことだからだ。

「えへへっ、海で遊べるなんて最高。今度はサリちゃんも連れてきてあげなきゃ～」

【夏の日　ノルディ】

戦場の硝煙と砲火を離れ、ハウンド小隊はイブリースと共にクルーズ船で海のリゾートへとやって来た。

だが、海辺の景色も、マリンアクティビティも、ノルディにとっては退屈極まりないものだった。

ただでさえイライラしているのに、水遊びではしゃぎまわるバカどもが周囲にいるせいで、その苛立ちはさらに増すばかり。

このままつまらない時間を過ごす羽目になると思っていたとき、フォルネウスの登場が、状況を一変させた。

ノルディは暇つぶしがてら、イブリースの手助けとして挑戦者を迎え撃つことを決意し、スリル満点の戦いを通して、休暇を満喫することにしたのだった。

「水遊びに誘うなんて正気？そんなくだらないこと、やるわけないでしょ」