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キャラ紹介【絶世の神兵】

執筆者の写真: TenkafuMA!
TenkafuMA!
9月7日
読了時間: 3分

【伝説の聖剣 カリバー】


聖剣カリバーは神が人間に与え給うた唯一の恵み。神に替わり魔族を打ち滅ぼす聖なる刃。


神の手に依って創られた武器として、カリバーはこの数千数百の歳月の中、主を転々としながらも、弱きを助け、悪を滅ぼすことで、神の意志を粛々と遂行してきた。


世を乱す魔族の殲滅こそ、彼女の責務にして、唯一の存在意義。


だが、その無敵の彼女が、ついに敗れた。シーザーという名の魔王によって。


聖剣はその悔しさを募らせるあまり、ついにある日、人へと姿を変化させた。


魔王への復讐という悲願を胸に、カリバーはその華奢な拳を、全裸の魔王へと全力で振りかざすのだった。


「ふっふっふ、震えるがいい!貴様の眼前に在るは、魔王を絶ち滅ぼす終焉の刃にして魔族の制裁者、人類の希望の光にして万物を守護せし、かの聖剣カリバーであるぞ!」


【浮世の妖刀 藤花】


生来より凶虐を纏い、寒気に血凍てつけど未だ乾かず。


はるかはるかな昔のこと。烈陽国の鍛冶師たちは、聖剣にも劣らぬ武器を求め、全身全霊を賭して「藤花」という名の刀を打ち上げた。


この刀には人の生への執念と、彼女を以って魔族に打ち勝ちたいという悲願が宿っていた。


それだけであれば良かったのだが、血に塗れた鍛刀過程のあまりの残虐さゆえに、その禍々しい殺意もが藤花に染みついた。


彼女は使い手の闘争心と殺戮の欲を焚きつけ、己が刀の糧とするだけに飽き足らず、その邪気で周囲の人々に何の謂れもなく残虐な念を芽生えさせてしまうのだ。


それは藤花の本意では無かったが、使い手たちに無差別殺人の道具として使われ、大量の命を殺め続けた結果、やがて邪気に満ちた妖刀へと成れ果て、ついには深い山奥へと封じられることになったのだった。


そんな封印から逃れ、ついに日の目を見た今、彼女は今でも自分に侵されず、武士の心を掲げ続けられるもののふの使い手を探し続けている。


「ふっふ……ただ一心に戦求め、艱難辛苦を恐れず、生涯を骨の髄まで武の道に捧げる者こそ、拙の求むる使い手よ」



【終焉の魔剣 ヴィータ】


人間と魔族の戦争が苛酷を極めたその時代、魔族と天使・勇者・人間の三勢力は熾烈な抗争に昼夜明け暮れていた。


そんな折とある魔王が立ち上がり、魔族を殺すために生まれた聖剣に対抗するべく、無数の戦死者の屍と己の生き血を用いて、身の毛もよだつ悍ましい魔剣を創り上げる。


その魔剣は凄まじい殺傷力を有するだけでなく、周囲のすべての生命の、力と魔力を無差別に吸い尽くすことができた。


この恐怖の魔剣を振りかざし、向かうところ敵なしとなった魔王だったが、その魔王さえついには魔剣の力を御しきれなくなり、最後には屍となり果てた。


その後、この魔剣に触れ得る者はおらず、魔剣ヴィータはそのまま魔王の宝物庫に安置され、それきり日の目を浴びることは無くなった。


──その日、とある全裸の魔王が彼女を掘り起こし、当然のように新たな主を名乗り出すまでは。


「果ての無い殺戮にはもううんざりです。戦は……いつになったら終わるのでしょうか?」



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